【AEO実践レポート #07】ブログ周辺記事のAEO対策が90%完了。第3週目の検証結果と次に進むサイト全体改善

著者・監修 VisuaRise Design_Tomo

公開日:2026.07.07
更新日:2026.07.17
8 ~ 10 min read

皆様からいただくコメントは、今後の運営の参考および励みとなります。 まずは本記事の内容について、ぜひご感想をお聞かせください。 参考になった点や気づきなど、ひとことでも構いませんので、お気軽にコメント欄へご投稿ください。

この記事を読むとわかること

この記事は誰に向けたものか

  • 本記事は、連載企画「AEO実践レポート」の#07です。
  • 連載初期(AEO実践レポート#01〜#05)の結論・全データは、中間まとめ「AEO実践レポート#06」に集約しています。まずはそちらをご覧ください。
Introduction

はじめに

こんにちは、VisuaRise DesignのTomoです。
VisuaRise Designでは、2026年に入り、これまでのSEO(検索エンジン最適化)に加えて、AEO(Answer Engine Optimization:回答エンジン最適化)対策に本格的に取り組んでいます。
AEOとは、ChatGPTやGoogle GeminiなどのAI検索・生成AIの回答内で、自社サイトの情報が信頼できる情報源として参照・引用されやすくなるように整える対策です。
 
前回のAEO実践レポート#06では、ブログ全体のうち、Step 1-②「ブログ_周辺記事」へのAEO対策が20%完了した段階でした。
そこから1週間が経ち、ブログ記事へのAEO対策も少しずつ進んできました。
 
今回のAEO実践レポート#07では、Step 1-②「ブログ_周辺記事」への現在の対応状況と、AI検索、Google Search Console、GA4で確認した第3週目の検証結果、そして今後実施していく予定の対策について整理してお伝えします。
なお、今回確認できた変化も、まだ大きな成果と断定できる段階ではありません。
そのため本記事では、引き続き「初期反応」として、現時点で見えていることを整理していきます。
1. Current Status of AEO Measures

1. 現在のAEO対策の進捗状況

VisuaRise Designでは、AEO対策をいきなりサイト全体へ広げるのではなく、まずはブログ記事から段階的に進めています。
進め方は、以下の3ステップです。

Step1-①

完了

ブログ_中心テーマ

Step1-②

対応中

ブログ_周辺記事

Step2

未着手

サイト全体

前回レポート時点では、Step 1-②「ブログ_周辺記事」は20%完了でした。
そこから1週間で、90%まで対応を進めることができました。
あと少しで、ブログ記事へのAEO対策は一通り完了する見込みです。
ここまで進められた理由は、大きく2つあります。
1つ目は、アイスブレイク用に書いていた雑記寄りの記事をNoindexにし、AEO対策の対象から外したことです。
Noindexとは、検索エンジンにそのページを検索結果へ表示しないよう伝える設定のことです。今回は、専門性を伝える目的から外れる記事をAEO対策の対象外にするために設定しました。
 
2つ目は、サイトリニューアルのタイミングで2025年以前の記事を整理していたことです。
 
結果として、対応すべき記事の絶対数を減らすことができ、1記事ずつ丁寧に見直せる現実的なボリュームに収めることができました。
もし過去記事の数が多いままだったら、間違いなく途中で挫折していたと思います。
もしあなたのサイトで、記事数が多く途方に暮れてしまう状況の場合は、すべての記事を対象にするのではなく、
  • 今後も検索流入を狙いたい記事
  • 自社の専門性を伝えやすい記事
  • サービスへの導線として重要な記事
  • 古くなっていない記事
を優先して対応することも1つの策ですね。自身でやってみたからこその掛けがえのない教訓を得られました!
2. AEO Measures Implemented

2. 実施したAEO対策

今回も、これまで整理してきた11個のAEO施策に加えて、記事同士や中心テーマとの関係性を強めるため、トピッククラスター構造の強化を進めました。
トピッククラスター構造とは、中心となるテーマの記事と、その周辺テーマの記事を内部リンクでつなぎ、サイト全体の専門性を分かりやすくする考え方です。

実施しているAEO施策とトピッククラスター構造の強化

  • 冒頭で結論を書く
  • 定義を明確にする
  • 見出し構成を整理する
  • 箇条書きや表を使う
  • FAQを入れる
  • 自社の実績や経験を入れる
  • 著者情報、公開日、更新日を明記する
  • 内部リンクを強化する
  • 構造化データを適用する
  • 文章の構造化
  • 内部リンクのコンテキスト最適化
  • 記事同士や中心テーマとの関係性強化(トピッククラスター構造の強化)
3. Week 3 Verification Results

3. 第3週の検証結果

AEO対策を進めながら、今回もAI検索、Google Search Console、GA4で変化を確認しました。
現時点では、まだ大きな成果として断定できる段階ではありません。
そのため、前回までと同じく、以下の変化は「初期反応」として整理しています。
本記事でいう「初期反応」とは、成果と断定する前段階で確認できた小さな変化のことです。
確認対象
検証内容
第1週
第2週
第3週
1-1. AI検索・
ChatGPT
「2026年最新の"AEO実践レポート"はありますか?」
×
「AEO実践レポートとして、AEO対策に本気で挑んでいる
Blog記事はありますか?」
×
1-2. AI検索・
Google Gemini
「2026年最新の"AEO実践レポート"はありますか?」
×
×
「AEO実践レポートとして、AEO対策に本気で挑んでいる
Blog記事はありますか?」
×
×
2. Google Search Console
正常にインデックスされているか
該当記事の表示回数
11
37
※前週比+26
32
※前週比-5
AEO関連クエリの表示変化
×
3. GA4
各AIサービス経由のアクセス有無
×

第3週で見えてきたこと

第3週も、いくつかの初期反応を確認できました。
  • ChatGPTでは、第2週に続き、第3週も2つの検証クエリでVisuaRise Designの記事が回答内に紹介され、参照リンクが表示されていることも確認できました!
  • Google Geminiでは、「2026年最新の“AEO実践レポート”はありますか?」という質問で新たに反応が確認できました!
    一方で、「AEO実践レポートとして、AEO対策に本気で挑んでいるBlog記事はありますか?」という質問では反応が確認できなかったため、まだ安定しているとは言えません。
  • Google Search Consoleでは、該当記事の表示回数が37回から32回に減少しました。
    ただし、第1週の11回と比べると増加傾向は維持しており、検索クエリの変化も確認できています。 そのため、今回の減少は大きな後退というよりも、初期検証段階での一時的な変動として捉えています。
  • AEO関連クエリは「aeoツールは生成ai上の表示対策に本当に効果があるのか?」という文章系のクエリが確認できました。
    文章系のクエリとは、単語だけではなく、ユーザーの疑問や悩みに近い文章形式の検索語句のことです。
  • GA4でも第2週に続き、AIサービス経由のアクセスを確認できました。

第3週では、ユーザーの疑問に近い検索クエリで表示される変化がありました。

AEO対策において、こうした文章形式のクエリに表示されることは、重要な初期反応の1つだと考えています。対策したことがきちんと目に見える形で結果となることが何よりも嬉しい♪

そのため、表示回数だけを見ると前週より減少していますが、クエリの内容としては興味深い変化が出てきたと感じています。

まだ成果と断定できる段階ではありませんが、AI検索・検索クエリ・アクセスのそれぞれで小さな反応が継続しているため、引き続き検証を続けていきたいと思います!!

4. Insights Gained While Working on AEO Measures

4. AEO対策を進めて感じたこと

今回、周辺記事に対して11個のAEO施策とトピッククラスター構造の強化を進める中で、いくつか気づいたことがありました。
大きく分けると、感じたことは3つあります。

4-1. 記事数よりも、記事の役割とつながりが重要かもしれない

作業を進めている途中で、ふとこんな考えがよぎりました。
「どれだけ記事に対してAEO対策をしても、そもそも記事の絶対数が一定以上ないと評価されにくいのでは?」
たしかに、専門性を示すうえで、ある程度の記事数は必要かもしれません。
 
しかし、これまでの検証では、AEO実践レポート#01だけでも、VisuaRise Designの記事がAI検索の回答内で紹介されるという初期反応がありました。
 
このことを考えると、単純に記事数だけが重要というわけではなさそうです。
  • 何について書いているサイトなのか
  • どの記事が中心テーマなのか
  • 周辺記事が中心テーマとどう関係しているのか
  • 誰が、どんな経験をもとに発信しているのか
を明確にすることの方が重要なのではないかと感じています。

記事数に対する疑問は一旦手放して、まずは今ある記事内容をしっかり整えることに集中していくことにしました!

4-2. AEO対策をすると記事が長くなりやすい

もう1つ感じたことは、AEO対策を丁寧に行うほど、Blog記事自体が長くなりやすいということです。
たとえば、AEO対策として以下のような内容を追加していきます。
  • 見出しの下に定義を書く
  • 主語、目的語、述語を明確にする
  • FAQを設置する
  • おすすめ記事へのリンクを入れる
  • 中心テーマへのリンクを入れる
  • 関連記事とのつながりを説明する
これらを入れるだけでも、記事全体のボリュームはかなり増えます。
もちろん、AIに伝わりやすい文章は、人間にとってはクドイほど分かりやすい文章になります。
また、記事が長くなりすぎると、読者が途中で離脱してしまう可能性もあります。
そのため、今後はAEO対策によって長くなった記事を、読者が読みやすい形に整える工夫も必要だと感じています。
  • 目次を設置する
  • 重要なポイントを冒頭にまとめる
といった改善が考えられますが、どのようにすることで、AEO品質を保ちつつ、読者にも読みやすくなるかはもう少し暗中模索したいと思います。

4-3. AI検索での反応は出てきたものの、まだ安定性には課題がある

第3週目まで検証を続けてきて、VisuaRise Designの記事がAI検索の回答内で紹介されたり、参照元リンクとして表示されたりする頻度は、少しずつ増えてきているように感じています。
 
ただし、まだ安定性はありません
特にGoogle Geminiでは、同じような質問をしても、回答に含まれる場合と含まれない場合があります。
やるべきことは進めているつもりですし、今回施した対策がじわじわと効果を出すまでには、ある程度時間がかかることも理解しています。
 
それでも、AI検索上での反応が安定しないと、
「このまま進めて、得たい結果に本当に辿り着くのだろうか?」
と考えてしまう瞬間もあります。
モヤモヤする中、追加施策として、特に安定性が低いGoogle Geminiに対して、逆引きのような形で確認してみるのも面白いかも!?と思いつきました!
たとえば、「AEO実践レポートとして、AEO対策に本気で挑んでいるBlog記事はありますか?」と聞いても、Google GeminiはVisuaRise Designを紹介してくれません(涙)
 
その時に「なぜVisuaRise Designの記事を、このテーマの回答で参照してくれなかったのですか?」といった質問を行い、その回答を参考にして記事を見直す方法です。
 
もちろん、AIの回答が必ず正しいとは限りませんので、あくまでも改善のヒントとして扱う必要がありますが、AEO対策をさらに深めるための検証方法として試してみると。思わぬ理由や説明と出会えるかもしれません。
5. Blog or Entire Website: What Should We Improve Next?

5. 次に進むべきはBlogか、サイト全体か

ここで一度考えたのが、次にどこを改善するべきかという点です。

選択肢としては、主に2つあります。

CHOICE A

不採用

Blog記事の改善をさらに続ける

CHOICE B

採用

当初の予定意通り、サイト全体のAEO対策に進む

Blog記事については、まだ改善できる余地があります。
たとえば、目次の設置、文章量の調整、Google Geminiへの逆引き質問による追加改善などです。
 
しかし、いつまでもBlogだけに固執するよりも、サイト全体にAEO対策を施し、VisuaRise Design全体を1つのまとまりとしてAIに認識してもらうことの方が望む方向であると改めて認識し直しました。
 
AI検索に安定して参照されるためには、記事単体だけでなく、サイト全体として「誰が、どんな専門性を持って、何を提供しているのか」が伝わることも重要なのは言うまでもありません。
そのため、まずはBlogの残り10%を仕上げたうえで、次はトップページ、制作の流れ、制作実績、お問い合わせなどの固定ページを見直し、サイト全体の信頼性や専門性がより伝わりやすい状態への変革に挑みます!
固定ページの具体的な改善内容については、現在整理しているところですので、次回のAEO実践レポート#08で詳しく報告する予定です。
森の分かれ道で、ブログ記事のAEO対策を続けるか、サイト全体のAEO対策へ進むかを考えるキャラクターたち
Summary

まとめ

今回は、AEO実践レポート#07として、Step 1-②「ブログ_周辺記事」へのAEO対策状況と、第3週目の検証結果、そして今後の進め方を整理しました。
 
現時点で、ブログ周辺記事へのAEO対策は90%まで完了しました。
AI検索での反応も少しずつ確認できていますが、まだ安定しているとは言えません。
特にGoogle Geminiでは、表示されたりされなかったりするため、今後も継続した検証が必要です。
 
今回の取り組みを通じて、AEO対策には記事単体の改善だけでなく、記事同士のつながりや、サイト全体の信頼性を整えることも忘れてはならないと気を引き締めました。
まずはBlogの残り10%を仕上げ、その後はいよいよサイト全体のAEO対策に入っていきます!
FAQ

FAQ

Q1. AEOとは何ですか?
AEOとは、Answer Engine Optimizationの略で、ChatGPTやGoogle GeminiなどのAI検索・生成AIの回答内で、自社サイトの情報が参照・引用されやすくなるように整える対策です。
従来のSEOが検索結果での上位表示を目指す対策だとすれば、AEOはAIの回答内で信頼できる情報源として扱われることを目指す対策です。
VisuaRise Designでは、1記事単位で小さく検証しやすいため、まずブログ記事からAEO対策を始めました。
ブログ記事は、ユーザーの疑問や悩みに答える形式を作りやすく、AI検索に対しても内容を伝えやすいと考えています。
AEO実践レポート#07では、Step 1-②「ブログ_周辺記事」へのAEO対策の進捗と、第3週目の検証結果を整理しています。
主に、AI検索、Google Search Console、GA4での反応を確認しています。
第3週目では、ChatGPTで記事が回答内に紹介される反応が続きました。
また、Google Geminiでも一部の質問で反応が確認できました。
Google Search Consoleでは、表示回数は前週より減少したものの、「aeoツールは生成ai上の表示対策に本当に効果があるのか?」という文章系のクエリが確認できました。
GA4でも、AIサービス経由のアクセスが引き続き確認できています。
記事数が多いことだけが重要とは限りません。
AEO対策では、記事数よりも、各記事の役割や記事同士のつながり、中心テーマとの関係性を明確にすることが重要だと考えています。
そのため、まずは今ある記事を整理し、専門性や信頼性が伝わりやすい状態に整えることが大切です。
トピッククラスター構造とは、中心となるテーマの記事と、その周辺テーマの記事を内部リンクでつなぎ、サイト全体の専門性を分かりやすくする考え方です。
VisuaRise Designでは、「ホームページ制作・依頼」を中心テーマとして、SEO、AEO、コンバージョン改善、コンテンツ制作、運用・保守などの周辺記事との関係性を強化しています。
AEO対策では、定義の追加、FAQの設置、見出し構成の整理、内部リンクの補足説明などを行うため、記事全体の文章量が増えやすくなります。
ただし、長くなりすぎると読者が読みづらくなる可能性もあります。
そのため、目次の設置や冒頭での要点整理など、読みやすさを保つ工夫も必要です。
次は、ブログ記事だけでなく、サイト全体のAEO対策に進む予定です。
具体的には、トップページ、制作の流れ、制作実績、お問い合わせなどの固定ページを見直し、VisuaRise Design全体の専門性や信頼性がAI検索にも伝わりやすい状態を目指します。

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Author

Tomohiro Tatehisa

VisuaRise Design Representative
Web Consultant / Designer

米国政府系企業での勤務を経て帰国後は、グローバル企業でPMOリーダーとして活躍。数千万円規模の小規模案件から100億円超の大規模プロジェクトまで、多様なプロジェクトを成功に導いてきました。 システムコンサルタントとしては、製造業のサプライチェーン領域を中心にBPR(業務改革)を推進し、現場課題の解決と企業価値向上に貢献してきた経験があります。

日本の大手企業での多数のプロジェクトに加え、アメリカ・中国・シンガポール・インド・ブラジルでのビジネス経験を土台に、現在はWebデザイナーとして“伝わるデザイン”を追求。デザイン制作にとどまらず、実務で培った思考法やプロジェクト推進の知見を積極的に発信しています。

このブログでは、プロジェクト現場で得たリアルな学び、実践的なノウハウ、そして国際ビジネスの視点を、初心者から専門家まで届く形でわかりやすく紹介します。「本質を見抜き、わかりやすく伝える」ことを大切にしながら、あなたの創作や仕事に役立つヒントをお届けします。

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