ホームページ制作を依頼する前に 確認すべき5つのチェックリスト

「アクセスはあるのに成果が出ない」という悩み、実は多くの企業が陥る落とし穴です。 実務経験豊富なコンサルタントが、改善方法を分かりやすく解説します。

著者・監修 VisuaRise Design_Tomo

公開日:2026.03.08
更新日:2026.06.23
6 ~ 9 min read

この記事を読むとわかること

この記事は誰に向けたものか

ホームページを作ったのに、問い合わせが増えない。
アクセスはあるのに、なぜか成果につながらない。

これから初めてホームページ制作を依頼する方も、リニューアルを検討している方も、同じ失敗は避けたいですよね。
ホームページが成果につながらない原因は、デザインや機能だけでなく、制作前の準備不足にあるかもしれません。

サイトを「24時間働く営業マン」に変えられるかどうかは、依頼前にどれだけ設計できているかで大きく変わります。

結論から言うと、ホームページ制作を依頼する前に確認すべきことは、目的・予算・制作会社選び・準備物・契約内容の5つです。

ただし、大切なのは、チェック項目を表面的に確認することではありません。

「誰に届けたいのか」
「何を伝えたいのか」
「どんな行動をしてほしいのか」

届ける相手、伝える内容、促したい行動を明確にしないまま制作を進めてしまうと、見た目はきれいでも成果につながらないサイトになってしまいます。

本記事では、VisuaRise Designが実際に活用している最大96項目のヒアリングシートや、整体院さまの事例も交えながら、失敗リスクを減らし、成果につながるホームページ制作の準備方法を解説します。

まずは、制作前に必ず押さえておきたい最初のチェックポイントから見ていきましょう!

WEB制作コンサルタント直伝

01

CHECKLIST 01

ホームページの「目的」は明確ですか?

「なんとなく必要」では失敗します。最も重要なのが、「何のために作るのか」を明確にすることです。

よくある曖昧な目的

・「競合が持っているから、うちも」

・「とりあえず会社案内があればいい」

・「なんとなくあった方がいい気がして」

これではせっかくホームページを作っても
成果につながりません!!

目的を明確にする4つの質問

Q1. 誰に見てもらいたいか?
 新規顧客?既存顧客?採用希望者?

Q2. どんな行動をしてほしいか?
 お問い合わせ?資料請求?予約?来店?

Q3. 競合との違いは何か?
 価格?品質?スピード?地域密着?

Q4. 成果の基準は?
 月に◯件の問い合わせ?認知度向上?

02

CHECKLIST 02

予算と相場、把握していますか?

Web制作の費用は、内容によって大きく変動します。

下記は”2026年現在の一般的な相場”になります。金額感を掴んでおきましょう。

10~30万円

・テンプレートデザイン
・5〜10ページ程度
・既存システム利用

50~150万円

・セミオーダーデザイン
・10〜30ページ程度
・スマホ・SEO本格対応
・ブログ・フォーム機能

200万円~

・完全オリジナルデザイン
・独自システム開発
・戦略立案〜運用サポート

※本価格帯・仕様の目安は、国内最大級のWeb制作発注サイト「Web幹事(株式会社ユーティル)」および「PRONIアイミツ(PRONI株式会社)」が公表している、数千件の実際の成約・見積もりデータ(2025〜2026年時点の中央値・平均値)を参考に、一般的な市場相場として算出したものです。

見積もりを取る際は、「何が含まれているか」を必ず確認しましょう。

見積りを確認する際の注意点

一般的に含まれるもの

INCLUDED

  • デザイン制作 / コーディング
  • 基本的なSEO対策
  • レスポンシブ(スマホ)対応
  • お問い合わせフォーム設置

追加費用がかかることが多いもの

ADDITIONAL

  • ドメイン・サーバー費用(年1〜3万円)
  • 写真撮影(プロカメラマン:5〜20万円)
  • 文章作成(1ページ1〜3万円)
  • 保守・更新費用(月額5千〜3万円)

03

CHECKLIST 03

制作会社、どう選びますか?

星の数ほどある制作会社。デザイン力だけでなく、ビジネスパートナーとして信頼できるかを見極める5つの視点です。

  • 実績は豊富か?

    自社の業種での制作経験があるか、過去の制作事例を見せてもらいましょう。
    デザインのトーン&マナーが自社の求めるものと合致しているかが重要です。

  • 対応は丁寧か?

    専門用語を分かりやすく説明してくれるか、レスポンスは早いかがカギです。
    "「とにかく格安です!」しか言わない"、”契約を急かす会社”は要注意!!

  • 更新しやすいシステム(CMS)か?

    ホームページは「育てるもの」。
    公開後も自社で簡単にお知らせ等を更新できるか確認してください。

  • SEO対策の知識はあるか?

    「SEO対策込み」とあっても、どこまで対応するかは会社次第。
    タイトル設定、適切な見出し構成、ページ速度最適化が含まれているか確認しましょう。

  • 納品後サポートはあるか?

    月額保守の有無、費用、対応範囲(不具合対応のみか、軽微な修正も含むか)を明確にしておくことで、運用開始後のトラブルを防げます。

04

CHECKLIST 04

自社で準備すべきものは?

プロに依頼するとはいえ「完全丸投げ」では良いサイトは作れません。最高のデザインを作るための「素材」は、お客様の中にあります

最も重要なのは 「あなたの想い」 を言語化すること

サービス紹介文やSEOを意識した文章は制作会社が整えられます。しかし、「なぜこの事業を始めたのか」「お客様への強いこだわりは何か」といった原体験や想いは、あなた自身の言葉でしか語れません。
それこそが、他社には絶対に真似できない最大の差別化(ブランディング)になります。

05

CHECKLIST 05

契約前に確認すべきこと

いよいよ発注。ですが、契約書にサインする前に以下の項目をクリアにして、後々のトラブルを防ぎましょう。

  • 著作権はどちらに帰属するか?

    「納品後の著作権は依頼主に譲渡される」ことを確認。
    他社への移管やデザインの二次利用で揉めないために必須です。

  • ドメイン・サーバーの管理権限は?

    おすすめは「自社で契約・保有し、技術面のみ制作会社がサポート」する形。
    契約解除時にサイトが消滅するリスクを回避できます。

  • 修正回数と納期の定義

    「デザイン案の無料修正は何回までか」「公開後の無料修正の範囲はどこまでか」を明確にしておきましょう。

APPENDIX

APPENDIX

現場で見た「残念な失敗例」

同じ轍を踏まないよう、反面教師としてご確認ください。

「安さ」だけで選んでしまった

格安を謳う会社に2万円で依頼。
結果、デザインが古く、スマホで見るとレイアウトが崩れ、結局作り直す羽目に。

read more

\ 対策 /

2万円という価格は市場相場から見て極端に安く、品質リスクが高いです。
ポートフォリオの確認、顧客視点で考えてくれるかなどを見極め、価格設定が安い理由を確認します。

プロに完全「丸投げ」

依頼主が「プロだから大丈夫」と考え、制作会社に要望をあまり伝えず、ホームページ制作を丸投げ。
完成したサイトが自社のブランドイメージと全く違い、大揉めに。

read more

\ 対策 /

『プロだから任せる』ではなく『プロと一緒に作る』姿勢が成功の鍵です。ブランド情報や要望をしっかりと伝えることが大切です。参考サイトがあると、さらに伝わりやすくなります。

SUMMARY

SUMMARY

準備を整えて、理想のサイトを手に入れましょう!

ホームページは、あなたのビジネスの「顔」であり、24時間働く「営業マン」です。ユーザー中心設計
の視点で、訪問者にとって価値のあるサイトを作ることが、コンバージョン改善やブランディングにつながります。
まずは本記事でご紹介した5つのチェックリストを確認し、ホームページ制作の準備を整えてから制作会社へ依頼することが、成功への第一歩です。

ホームページ制作 依頼前のチェックリスト

  • 誰に見てもらいたいですか?(新規顧客/既存顧客/採用希望者など)
  • ホームページを見た人にどんな行動を起こしてほしいですか?(問い合わせ/資料請求/来店など)
  • 競合他社との違い(自社の強み)は何か?(価格/品質/スピード/地域密着など)
  • どうなったら成功ですか?(月◯件の問い合わせがほしい/認知度を向上したいなど)
  • 一般的な価格帯を参考に、目的を達成できるホームページの予算は決まっていますか?
  • サーバーやドメインの費用など、追加料金が発生することが多いため、確認しておきましょう
  • これまでの作品を見せてもらいましたか?(自社の業種での制作経験があるか)
  • 対応は丁寧、親切ですか?(初めての相談の際、専門用語を使わず、親身に要望を聞いてくれましたか)
  • 自分で更新できるようになりますか?(更新しやすいシステムを提案してくれましたか?)
  • 検索で上位になるような仕掛けづくりをしてもらえますか?(どこまで対応してくれるか確認)
  • 納品後のサポートはあるか?(制作会社に保守サービスはあるか?)
  • 会社の基本情報(会社名、住所、事業内容、沿革など)
    ・写真(会社外観・内観、商品やサービスの写真、スタッフの写真、過去の実績写真など)
  • ロゴデータ(ない場合は制作会社に作ってもらえます)
  • 伝えたいこと(会社の強みやこだわり、代表者の想い、お客様へのメッセージなど)
  • 参考にしたいホームページ(「こんな雰囲気にしたい」と思うホームページをいくつか探しておきましょう)
  • 完成したホームページは、自分のものになりますか?(著作権は納品後に自社に譲渡されるか)
  • 納期は現実的ですか?(格安1〜2ヶ月/標準2〜4ヶ月/プレミアム4〜6ヶ月が一般的な目安です)
  • 完成後の修正は何回までできますか?(何回まで無料か、追加費用はいくらか)
  • ドメイン・サーバーの管理は誰がしますか?(自社で管理するか、制作会社に任せるか)
  • 完成後の保守費用は明確ですか?(月額費用と対応範囲を確認)

FAQ

FAQ

よくある質問

Q1. ホームページ制作を依頼する前に、まず何を決めるべきですか?

ホームページを作る目的を最初に決めることが重要です。
「誰に見てもらいたいのか」「どんな行動をしてほしいのか」「問い合わせ・予約・採用など、何を成果とするのか」を明確にしておくと、制作会社との打ち合わせがスムーズになります。

VisuaRise Designではヒアリングシートを公開していますので、ぜひ、ご利用ください!

一般的な相場は、簡易的なサイトで10〜30万円程度、標準的な企業サイトで50〜150万円程度、戦略設計や独自デザイン・システム開発を含む場合は200万円以上になることもあります。
ただし、ページ数・デザイン・機能・文章作成・写真撮影・保守対応の有無によって費用は大きく変わります。
 
VisuaRise Designでは、各プランに何が含まれるかホームページ制作プラン比較表を公開させていただいておりますので、ぜひご参照ください!
制作実績、対応の丁寧さ、CMSの使いやすさ、SEO対策の範囲、納品後のサポート体制を確認しましょう。
特に「安さ」だけで選ぶと、公開後に使いづらい、成果につながらない、修正費用がかかるといった失敗につながる可能性があります。
会社情報、サービス内容、写真素材、ロゴ、掲載したい文章、参考サイトなどを準備しておくとスムーズです。
また、「なぜこの事業をしているのか」「お客様に何を届けたいのか」といった想いや強みを整理しておくことも、成果につながるサイトづくりには大切です。

著作権の帰属、ドメイン・サーバーの管理権限、修正回数、納期、納品後のサポート範囲を確認しておきましょう。
特にドメインやサーバーを自社で管理できる状態にしておくと、将来的な移管やリニューアル時のトラブルを防ぎやすくなります。

よくある失敗は、目的が曖昧なまま制作を進めること、価格だけで制作会社を選ぶこと、制作会社に完全に丸投げしてしまうことです。
ホームページは制作会社と一緒に作るものなので、自社の強み・ターゲット・届けたいメッセージを事前に共有することが大切です。

Web制作のご相談はお気軽に

実務経験豊富なコンサルタントが、
あなたのビジネスの「目的」に合わせた最適なプランをご提案します。
まずは現状の課題をお聞かせください。

次に読むべきおすすめ記事

\ 続いてこちらをチェック! /

ホームページ制作の準備ができたら、次に知っておきたいのが、「どのシステムを使ってサイトを作るか」です。

「WordPress(ワードプレス)」をご存じですか?
「名前は聞いたことがあるけれど、何が良いの?」「初心者でも扱える?」といった疑問をお持ちの方に向けて、メリットや注意点を分かりやすく解説したガイド記事をご用意しました。依頼前にぜひこちらも合わせてご一読ください。

Author

Tomohiro Tatehisa

VisuaRise Design Representative
Web Consultant / Designer

米国政府系企業での勤務を経て帰国後は、グローバル企業でPMOリーダーとして活躍。数千万円規模の小規模案件から100億円超の大規模プロジェクトまで、多様なプロジェクトを成功に導いてきました。 システムコンサルタントとしては、製造業のサプライチェーン領域を中心にBPR(業務改革)を推進し、現場課題の解決と企業価値向上に貢献してきた経験があります。

日本の大手企業での多数のプロジェクトに加え、アメリカ・中国・シンガポール・インド・ブラジルでのビジネス経験を土台に、現在はWebデザイナーとして“伝わるデザイン”を追求。デザイン制作にとどまらず、実務で培った思考法やプロジェクト推進の知見を積極的に発信しています。

このブログでは、プロジェクト現場で得たリアルな学び、実践的なノウハウ、そして国際ビジネスの視点を、初心者から専門家まで届く形でわかりやすく紹介します。「本質を見抜き、わかりやすく伝える」ことを大切にしながら、あなたの創作や仕事に役立つヒントをお届けします。

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール