ホームページのアクセス数は増えたのに 問い合わせゼロ?
見直すべき5つのポイント
「アクセスはあるのに成果が出ない」という悩み、実は多くの企業が陥る落とし穴です。 実務経験豊富なコンサルタントが、改善方法を分かりやすく解説します。
VisuaRise Design_Tomo
2026.03.20 6 ~ 9 min read
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「アクセスは増えたのに…」その悩み、よく分かります。
ホームページ制作を依頼して、念願のサイトが完成。SEO対策も頑張って、アクセス数も順調に伸びている。 なのに、お問い合わせがまったく来ない… こんな経験、ありませんか?
実は、これは多くの企業が陥る”落とし穴”なんです。 ホームページ診断の現場で、実務経験豊富なコンサルタントとして数多くのサイトを見てきましたが、 「アクセスはあるのに成果が出ない」というケースは本当に多い。。。
でも安心してください。原因は明確で、改善方法もシンプルです。
今日は、ホームページ改善の専門家が、コンバージョン改善につながる「見直すべき5つのポイント」をお伝えします。 WordPress初心者の方にも分かりやすく解説しますので、ぜひ最後までお読みください。
なぜアクセスがあっても問い合わせが来ないのか?
よくある勘違い
「アクセス数=成果」ではありません。月間1,000人が見に来ていても、 訪問者の多くは「ただ見ているだけ」かもしれません。
重要なのは「CVR」
コンバージョン率(CVR)こそが真の指標です。”何人が訪れたか”ではなく、「訪問者のうち何%が行動(問い合わせ・購入など)したか」が重要です。

見直すべき5つのポイント
ホームページ診断で必ずチェックする、コンバージョン改善の5大ポイントを詳しく解説します。
POINT 01
スマホで見たとき、ストレスなく読めますか?
今や、ホームページの訪問者の60〜70%がスマホユーザーです。
でも、意外と見落とされているのが「スマホでの見やすさ」です。
よくある問題
・文字が小さすぎて読めない
・ボタンが小さくてタップしづらい
・画像の読み込みが遅い
・横スクロールが必要(レスポンシブ未対応)
改善のヒント
・レスポンシブデザイン対応のテーマに変更する
・画像を圧縮して読み込みを高速化する
・フォントサイズを16px以上に設定する
(補足テキストは14px程度までが許容範囲)
VisuaRise Designでは、クライアント様からのご指定が無い限り、基本的にレスポンシブデザイン対応されたテーマ「Astra」をご提案しています。AstraはElementorという高度なページビルダーとの相性がよく、スマホ専用の細かな設定が行えるのも強みです。
また、画像はWebPという次世代フォーマットにすることで読み込み速度の向上を図っています。
ただし、古いMac OSなど、一部の環境でWebP形式の画像が表示されないというトラブルがあったため、「Converter for Media」というプログインを用いて、個人の閲覧環境に応じて(WebPに対応していればWebPを、非対応なら従来のJPEGやPNGを)自動で切り替えて適切な画像表示を行うことにも配慮しています!
POINT 02
訪問者は「何をすればよいか」わかりますか?
「行動への導線」が見えないサイトは成果が出ません。
お問い合わせボタンがどこにあるか分からないという問題が非常に多いです。
よくある問題
訪問者は迷うと、すぐに離脱する。
平均滞在時間は2〜3分。その間に『行動』してもらう必要がある。
改善のヒント
・お問い合わせボタンを目立たせる
・行動を促す言葉(「お問い合わせ」ではなく、「無料で相談してみる」「30秒で見積もり依頼」など)を使う
VisuaRise Designでは、ホームページを訪れたユーザーを迷わせないための「導線設計(CTA:行動喚起)」を重視しています。
各ページの最後にCTAを配置し、お問い合わせフォームへの動線を確保することは一般的だと思いますが、例えば、本サイトの「Web制作いろはBlog」のアーカイブページ では、HTML・CSS・JavaScriptを使って、スクロールしても常に画面の隅に表示され続ける「スクロール追従型のフローティングお問い合わせカード」を実装しています。
これにより、ユーザーが「相談してみよう」と感じた瞬間に、1タップで次の行動へ移れる環境を整えています。
フッターにある「Topに戻る」ボタンと重ならないよう、フッター手前でカードの移動を止めるなど、細部にもこだわっています!!
さらに、CTAボタンに記載する文字にも徹底してこだわっています。
単に「お問い合わせ」と記載するだけでは、ユーザーに「クリックしたら営業されるのではないか」といった心理的なブレーキが働くことがあります。
そのため、「無料で相談してみる」など、行動のハードルを下げ、その先の流れがイメージしやすい言葉を選んで、徹底してユーザー中心設計を心掛けています。
POINT 03
「このサイトは信頼できる」と感じてもらえていますか?
ネット上では、信頼されない限り、問い合わせは来ません。
初めて訪れた人は、あなたのサイトを「疑っている」状態から始まります。
改善のヒント
・信頼を高める要素を追加する
会社概要・プロフィール
住所、電話番号、代表者名を明記します。
顔写真があると親近感UP!
お客様の声・実績
お客様から頂いた生の声や、具体的な数字を用いて実績を記載します
ブログや更新情報
定期的に更新されているサイトは「営業している」安心感を与えます。
SSL化(https://)
セキュリティ警告が出ないよう、必ずSSL化を行いましょう。
初めてホームページを訪れた人に、いかに信頼していただくか。
VisuaRise Designでは、見た目のデザインだけでなく、サイト訪問者に安心感を与えるための情報設計も含めて、クライアント様へご提案しています。
「相手に信頼してもらうには、まず自分のことを知ってもらうこと」が大切です。会社概要やプロフィール、代表者の顔写真などを掲載することで、サイト訪問者に安心感を持ってもらいやすくなります。
また、たとえば、本サイトのフッターには「特定商取引法に基づく表記 」や「Privacy Policy 」を掲載していますが、こうした情報が明記されているかどうかで、サイトを訪れた人が受ける信頼感は大きく変わります。
さらに、クライアント様に特におすすめしているのが、継続的なブログ更新です。
頑張りすぎると息切れしてしまうため、無理をして毎日更新する必要はありませんが、できる範囲で情報を発信し続けることで、ホームページの鮮度を保つようにお願いしています。
スーパーでも、古い野菜より新鮮な野菜が並んでいるお店の方が人が集まるように、ホームページも「きちんと更新されていること」が信頼につながります。
なかなか継続することが難しいですが、VisuaRise Designでは運用保守という形でBlog作成の伴走支援もさせていただいています!
POINT 04
「自分に関係ある」と思ってもらえていますか?
Web制作の現場でよく見る失敗が、「誰に向けたサイトか分からない」というものです。
ターゲットを明確にする必要があります。
よくある問題
キャッチコピーが心に刺さるフレーズになっていない。
例)すべてのお客様に最高のサービスを
・・・これでは誰の心にも刺さらず、素通りされます。
改善のヒント
・ペルソナ(年齢層、悩み、求めている情報)を明確にし、ターゲットに向けたキャッチコピーにする。
例)海外赴任が決まった40代ビジネスマンへ。3ヶ月で仕事で使える英語が身につく個人レッスン
・・・こうすると、「これ、自分のことだ!」と思ってもらえます。
ターゲットに刺さるキャッチコピーの具体的な作り方については、関連記事「ホームページのキャッチコピー、AIに丸投げはNG!効果を10倍にする制作術」で、VisuaRise Designのペルソナ設定や徹底的な多角的分析のプロセスを詳しく解説しています。
また、「「腰や膝が痛い」のその先にある不安に寄り添う。「4,300通り」の選択肢から導き出す、「心に響くキャッチコピー制作」の舞台裏」では、ある接骨院のオーナー様からいただいた実例を紹介していますので、ぜひ合わせてご参照いただければと思います。
POINT 05
ページの読み込み速度、遅くないですか?
どんなに良いコンテンツでも、ページが開かないと意味がありません。
3秒以上かかると、半数が離脱すると言われています。
改善のヒント
・ホームページのスピードを計測して状況を把握し、高速化対応を施す。
※Googleの無料ツール「PageSpeed Insights」で自社サイトを診断してみましょう。
高速化のポイント
画像をWebP形式で圧縮
キャッシュプラグインの導入
不要なプラグインを削除
高速なサーバーへの移行
PageSpeed Insights では、ページの表示速度や改善点をカテゴリごとに確認できます。
VisuaRise Designでは、自社サイトはもちろん、クライアント様のサイトにおいても、重要なチェック工程として必ず実施しています。
画像をWebP形式に変換するように手軽に対応できる改善もありますが、画像の事前読み込み、CSS・JavaScriptの圧縮、キャッシュの最適化などは、サイト全体の構造や設定が複雑に影響し合うため、一筋縄ではいきません。
設定を変更しては計測し、効果が見られなければ再度調整して、また計測する。
この地道なチューニングを何度も何度も、なんどもナンドモ・・・重ねながら、少しずつ地道に表示速度を改善していきます。
その「1秒、0.1秒の短縮」の積み重ねが、サイト訪問者の離脱を防ぎ、最終的な成果であるお問い合わせや申し込みにつながると考えています。
まとめ:アクセス数より「成果(CVR率)」を重視しよう
ホームページは「育てるもの」です。
公開した瞬間から、訪問者の反応を見ながら、少しずつ改善を重ねていく。 ユーザー中心設計の視点で、訪問者の行動を想像しながら、少しずつ改善していくことが、ブランディングにもつながります。
実務経験豊富なコンサルタントに相談するのも一つの方法ですが、まずは今日ご紹介した5つのポイントを、自分でチェックしてみてください。 小さな改善の積み重ねが、確実に成果を生みます。
あなたのホームページが、ただのアクセス数稼ぎではなく、
本当にビジネスに貢献するサイトになる ことを願っています。
Author

Tomohiro Tatehisa
VisuaRise Design Representative
Web Consultant / Designer
米国政府系企業での勤務を経て帰国後は、グローバル企業でPMOリーダーとして活躍。数千万円規模の小規模案件から100億円超の大規模プロジェクトまで、多様なプロジェクトを成功に導いてきました。 システムコンサルタントとしては、製造業のサプライチェーン領域を中心にBPR(業務改革)を推進し、現場課題の解決と企業価値向上に貢献してきた経験があります。
日本の大手企業での多数のプロジェクトに加え、アメリカ・中国・シンガポール・インド・ブラジルでのビジネス経験を土台に、現在はWebデザイナーとして“伝わるデザイン”を追求。デザイン制作にとどまらず、実務で培った思考法やプロジェクト推進の知見を積極的に発信しています。
このブログでは、プロジェクト現場で得たリアルな学び、実践的なノウハウ、そして国際ビジネスの視点を、初心者から専門家まで届く形でわかりやすく紹介します。「本質を見抜き、わかりやすく伝える」ことを大切にしながら、あなたの創作や仕事に役立つヒントをお届けします。









