ホームページのアクセス数は増えたのに 問い合わせゼロ?
見直すべき5つのポイント
「アクセスはあるのに成果が出ない」という悩み、実は多くの企業が陥る落とし穴です。 実務経験豊富なコンサルタントが、改善方法を分かりやすく解説します。
著者・監修 VisuaRise Design_Tomo
公開日:2026.03.20
更新日:2026.07.05
5 ~ 7 min read
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「アクセスは増えたのに…」その悩み、よく分かります。
ホームページ制作を依頼して、念願のサイトが完成。SEO対策も頑張って、アクセス数も順調に伸びている。 それなのに、ホームページからのお問い合わせがまったく来ない… このような経験はありませんか?
実は、これは多くの企業が陥る”落とし穴”なんです。 ホームページ診断の現場で、実務経験豊富なコンサルタントとして数多くのサイトを見てきましたが、 「アクセスはあるのに成果が出ない」というケースは本当に多い。。。
でも安心してください。原因は整理しやすく、改善の方向性も明確です。
アクセスが増えているのに問い合わせが来ない主な原因は、訪問者が「問い合わせしたい」と思う前に離脱してしまう要素が、ホームページ内に残っているためです。
多くの場合、問題はアクセス数ではなく、スマホでの見やすさ、問い合わせボタンまでの導線、信頼感、ターゲット設定、ページ表示速度のいずれかにあります。
これらを一つずつ見直すことで、問い合わせにつながる可能性は大きく変わります。
今日は、ホームページ改善の専門家が、問い合わせにつながるホームページにするための見直しポイントを、WordPress初心者の方にも分かりやすく解説しますので、ぜひ最後までお読みください。
なぜアクセスがあっても問い合わせが来ないのか?
コンバージョンとは、ホームページ上でユーザーに取ってほしい最終的な行動のことです。
たとえば、お問い合わせ、商品購入、資料請求、予約、LINE登録などがコンバージョンにあたります。
よくある勘違い
「アクセス数=成果」ではありません。月間1,000人が見に来ていても、 訪問者の多くは「ただ見ているだけ」かもしれません。
重要なのは「CVR」
コンバージョン率(CVR)とは、ホームページを訪れた人のうち、問い合わせ・購入・資料請求など、目的となる行動をした人の割合のことです。ホームページの成果を判断するうえで重要な指標は、 “何人が訪れたか”ではなく、「訪問者のうち何%が行動(問い合わせ・購入など)したか」が重要です。

見直すべき5つのポイント
ホームページ診断で必ずチェックする、コンバージョン改善の5大ポイントを詳しく解説します。
POINT 01
スマホで見たとき、ストレスなく読めますか?
今や、ホームページの訪問者の60〜70%がスマホユーザーです。
でも、意外と見落とされているのが「スマホでの見やすさ」です。
よくある問題
・文字が小さすぎて読めない
・ボタンが小さくてタップしづらい
・画像の読み込みが遅い
・横スクロールが必要(レスポンシブ未対応)
改善のヒント
・レスポンシブデザイン(※)対応のテーマに変更する
・画像を圧縮して読み込みを高速化する
・フォントサイズを16px以上に設定する
(補足テキストは14px程度までが許容範囲)
※レスポンシブデザインとは、パソコン・スマホ・タブレットなど、見る端末の画面サイズに合わせて表示を自動で最適化するWebデザインのことです。
VisuaRise Designの「スマホ最適化」へのアプローチ
VisuaRise Designでは、クライアント様からのご指定が無い限り、基本的にレスポンシブデザイン対応されたテーマ「Astra」をご提案しています。AstraはElementorという高度なページビルダーとの相性がよく、スマホ専用の細かな設定が行えるのも強みです。
また、画像はWebPという次世代フォーマットにすることで読み込み速度の向上を図っています。
ただし、古いMac OSなど、一部の環境でWebP形式の画像が表示されないというトラブルがあったため、「Converter for Media」というプログインを用いて、個人の閲覧環境に応じて(WebPに対応していればWebPを、非対応なら従来のJPEGやPNGを)自動で切り替えて適切な画像表示を行うことにも配慮しています!
POINT 02
訪問者は「何をすればよいか」わかりますか?
「行動への導線」が見えないサイトは成果が出ません。
お問い合わせボタンがどこにあるか分からないという問題が非常に多いです。
よくある問題
訪問者は迷うと、すぐに離脱する。
そのため、ホームページは訪問者が迷わず問い合わせできる導線を用意する必要がある
改善のヒント
・お問い合わせボタンを目立たせる
・行動を促す言葉(「お問い合わせ」ではなく、「無料で相談してみる」「30秒で見積もり依頼」など)を使う
VisuaRise Designの「導線設計(CTA)」へのアプローチ
VisuaRise Designでは、ホームページを訪れたユーザーを迷わせないための「導線設計(CTA:行動喚起)」を重視しています。
CTAとは、「Call To Action」の略で、サイト訪問者に具体的な行動を促すボタンや文章のことです。 たとえば、「無料で相談してみる」「資料をダウンロードする」「30秒で見積もり依頼する」といったボタンがCTAにあたります。
各ページの最後にCTAを配置し、お問い合わせフォームへの動線を確保することは一般的だと思いますが、例えば、本サイトの「Web制作いろはBlog」のアーカイブページ
では、HTML・CSS・JavaScriptを使って、スクロールしても常に画面の隅に表示され続ける「スクロール追従型のフローティングお問い合わせカード」を実装しています。
これにより、ユーザーが「相談してみよう」と感じた瞬間に、1タップで次の行動へ移れる環境を整えています。
フッターにある「Topに戻る」ボタンと重ならないよう、フッター手前でカードの移動を止めるなど、細部にもこだわっています!!
さらに、CTAボタンに記載する文字にも徹底してこだわっています。
単に「お問い合わせ」と記載するだけでは、ユーザーに「クリックしたら営業されるのではないか」といった心理的なブレーキが働くことがあります。
そのため、「無料で相談してみる」など、行動のハードルを下げ、その先の流れがイメージしやすい言葉を選んで、徹底してユーザー中心設計を心掛けています。
POINT 03
「このサイトは信頼できる」と感じてもらえていますか?
サイト訪問者がホームページや運営者を信頼できなければ、問い合わせにつながりにくくなります。
初めてホームページを訪れたユーザーは、
「この会社に相談して大丈夫か」「本当に信頼できるサービスか」を判断しながらページを見ています。
改善のヒント
・信頼を高める要素を追加する
会社概要・プロフィール
住所、電話番号、代表者名を明記します。
顔写真があると親近感UP!
お客様の声・実績
お客様から頂いた生の声や、具体的な数字を用いて実績を記載します
ブログや更新情報
定期的に更新されているサイトは「営業している」安心感を与えます
SSL化(https://)
SSL化とは、ホームページ上でやり取りされる情報を暗号化し、第三者に盗み見されにくくするためのセキュリティ対策です。 URLが「https://」で始まっていれば、基本的にSSL化されています
VisuaRise Designの「信頼性構築」へのアプローチ
初めてホームページを訪れた人に、いかに信頼していただくか。
VisuaRise Designでは、見た目のデザインだけでなく、サイト訪問者に安心感を与えるための情報設計も含めて、クライアント様へご提案しています。
「相手に信頼してもらうには、まず自分のことを知ってもらうこと」が大切です。会社概要やプロフィール、代表者の顔写真などを掲載することで、サイト訪問者に安心感を持ってもらいやすくなります。
また、たとえば、本サイトのフッターには「特定商取引法に基づく表記 」や「Privacy Policy 」を掲載していますが、こうした情報が明記されているかどうかで、サイトを訪れた人が受ける信頼感は大きく変わります。
さらに、クライアント様に特におすすめしているのが、継続的なブログ更新です。
頑張りすぎると息切れしてしまうため、無理をして毎日更新する必要はありませんが、できる範囲で情報を発信し続けることで、ホームページの鮮度を保つようにお願いしています。
スーパーでも、古い野菜より新鮮な野菜が並んでいるお店の方が人が集まるように、ホームページも「きちんと更新されていること」が信頼につながります。
なかなか継続することが難しいですが、VisuaRise Designでは運用保守という形でBlog作成の伴走支援もさせていただいています!
POINT 04
「自分に関係ある」と思ってもらえていますか?
Web制作の現場でよく見る失敗が、「誰に向けたサイトか分からない」というものです。
ターゲットを明確にする必要があります。
よくある問題
キャッチコピーがターゲットの悩みや目的に合っていない場合、訪問者は「自分向けのサービスだ」と感じにくくなる
例)すべてのお客様に最高のサービスを
・・・このような抽象的なキャッチコピーでは誰の心にも刺さらず、素通りされます。
改善のヒント
・ペルソナ(※)を明確にし、ターゲットに向けたキャッチコピーにする。
例)海外赴任が決まった40代ビジネスマンへ。3ヶ月で仕事で使える英語が身につく個人レッスン
・・・こうすると、「これ、自分のことだ!」と思ってもらえます。
※ペルソナとは、商品やサービスを届けたい理想の顧客像を、年齢・性別・職業・悩み・目的などを含めて具体的に設定したものです。 ペルソナを明確にすることで、「誰に向けたホームページなのか」が伝わりやすくなります。
VisuaRise Designの「ターゲット設定」へのアプローチ
ターゲットに刺さるキャッチコピーの具体的な作り方については、関連記事「ホームページのキャッチコピー、AIに丸投げはNG!効果を10倍にする制作術」で、VisuaRise Designのペルソナ設定や徹底的な多角的分析のプロセスを詳しく解説しています。
また、「「腰や膝が痛い」のその先にある不安に寄り添う。「4,300通り」の選択肢から導き出す、「心に響くキャッチコピー制作」の舞台裏」では、ある接骨院のオーナー様からいただいた実例を紹介していますので、ぜひ合わせてご参照いただければと思います。

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POINT 05
ページの読み込み速度、遅くないですか?
ページ表示速度とは、ユーザーがホームページにアクセスしてから、画面に内容が表示されるまでの速さのことです。 表示に時間がかかるほど、ユーザーはページを読む前に離脱しやすくなります。
どんなに良いコンテンツでも、ページが開かないと意味がありません。
3秒以上かかると、半数が離脱すると言われています。
改善のヒント
・ホームページのスピードを計測して状況を把握し、高速化対応を施す。
※Googleの無料ツール「PageSpeed Insights」で自社サイトを診断してみましょう。
高速化のポイント
画像をWebP形式で圧縮
キャッシュプラグインの導入
不要なプラグインを削除
高速なサーバーへの移行
VisuaRise Designの「ページ速度高速化」へのアプローチ
PageSpeed Insights では、ページの表示速度や改善点をカテゴリごとに確認できます。
VisuaRise Designでは、自社サイトはもちろん、クライアント様のサイトにおいても、重要なチェック工程として必ず実施しています。
画像をWebP形式に変換するように手軽に対応できる改善もありますが、画像の事前読み込み、CSS・JavaScriptの圧縮、キャッシュの最適化などは、サイト全体の構造や設定が複雑に影響し合うため、一筋縄ではいきません。
設定を変更しては計測し、効果が見られなければ再度調整して、また計測する。
この地道なチューニングを何度も何度も、なんどもナンドモ・・・重ねながら、少しずつ地道に表示速度を改善していきます。
その「1秒、0.1秒の短縮」の積み重ねが、サイト訪問者の離脱を防ぎ、最終的な成果であるお問い合わせや申し込みにつながると考えています。
まとめ:アクセス数より「成果(CVR率)」を重視しよう
ホームページは「育てるもの」です。
公開した瞬間から、訪問者の反応を見ながら、少しずつ改善を重ねていく。 ユーザー中心設計の視点で、訪問者の行動を想像しながら、改善を重ねていくことが、企業やサービスのブランディングにもつながります。
実務経験豊富なコンサルタントに相談するのも一つの方法ですが、まずは今日ご紹介した5つのポイントを、自分でチェックしてみてください。 小さな改善の積み重ねが、確実に成果を生みます。
FAQ
Q1. アクセスは増えているのに問い合わせが来ない原因は何ですか?
アクセスは増えているのに問い合わせが来ない主な原因は、訪問者が問い合わせする前に離脱してしまう要素がホームページ内にあるためです。
具体的には、スマホで見づらい、問い合わせボタンが分かりにくい、信頼感が不足している、ターゲットに刺さっていない、ページ表示速度が遅いといった問題が考えられます。
Q2. ホームページの成果を見るときに重要な指標は何ですか?
ホームページの成果を見るときに重要な指標は、アクセス数だけでなくコンバージョン率、つまりCVRです。
CVRとは、ホームページを訪れた人のうち、問い合わせ・購入・資料請求などの行動をした人の割合のことです。アクセス数が多くてもCVRが低ければ、成果にはつながりにくくなります。
Q3. CTAとは何ですか?
CTAとは「Call To Action」の略で、サイト訪問者に具体的な行動を促すボタンや文章のことです。
たとえば、「無料で相談してみる」「資料をダウンロードする」「30秒で見積もり依頼する」などがCTAにあたります。CTAが分かりやすいと、訪問者は次に何をすればよいか判断しやすくなります。
Q4. ホームページで信頼感を高めるには何を掲載すればよいですか?
ホームページで信頼感を高めるには、会社概要、代表者プロフィール、顔写真、住所、電話番号、お客様の声、実績、ブログ更新情報、プライバシーポリシーなどを掲載すると効果的です。
初めて訪れたユーザーは、運営者やサービスを信頼できるかを確認しながらページを見ています。
Q5. ページ表示速度が遅いと問い合わせに影響しますか?
はい、ページ表示速度が遅いと問い合わせに悪影響を与える可能性があります。
ページ表示速度とは、ユーザーがホームページにアクセスしてから画面に内容が表示されるまでの速さのことです。表示に時間がかかると、訪問者は内容を読む前に離脱しやすくなります。
Q6. ホームページは公開後も改善が必要ですか?
はい、ホームページは公開後も継続的な改善が必要です。
成果につながるホームページは、公開後に訪者の反応を見ながら改善し続けることで育っていきます。アクセス解析や問い合わせ状況を確認し、ユーザーが使いやすい状態へ整えていくことが大切です。
あなたのホームページが、ただのアクセス数稼ぎではなく、
本当にビジネスに貢献するサイトになる ことを願っています。
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問い合わせにつながるホームページを作るために
ホームページで問い合わせを増やすためには、公開後の改善だけでなく、制作段階から「誰に向けて、どのような行動を促すのか」を考えて設計することが大切です。
スマホでの見やすさ、CTAの配置、信頼感を高める情報設計、ページ表示速度などは、すべてホームページ制作の品質に関わる重要なポイントです。
これからホームページ制作を依頼したい方や、制作会社に相談する前に基礎知識を整理しておきたい方は、「ホームページ制作・依頼」カテゴリの記事もぜひあわせてご覧ください。
Author

Tomohiro Tatehisa
VisuaRise Design Representative
Web Consultant / Designer
米国政府系企業での勤務を経て帰国後は、グローバル企業でPMOリーダーとして活躍。数千万円規模の小規模案件から100億円超の大規模プロジェクトまで、多様なプロジェクトを成功に導いてきました。 システムコンサルタントとしては、製造業のサプライチェーン領域を中心にBPR(業務改革)を推進し、現場課題の解決と企業価値向上に貢献してきた経験があります。
日本の大手企業での多数のプロジェクトに加え、アメリカ・中国・シンガポール・インド・ブラジルでのビジネス経験を土台に、現在はWebデザイナーとして“伝わるデザイン”を追求。デザイン制作にとどまらず、実務で培った思考法やプロジェクト推進の知見を積極的に発信しています。
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そろそろ、非日常へ。あなただけの特別な旅を。行きたかったあの場所へ、今こそ!












